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46歳出産への道のり【その1死産】 [妊娠・出産]

45歳で自然妊娠した私ですが、
そこまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。

死産、治療、流産の繰り返し…

精神的にとても追いつめられていた時期もありました。

友達の幸せを祝福できず、そんな自分を責めたり。

月のものが訪れるたびに絶望的な気持ちになったり。

そんな日々が遠い昔のようであり、
ついこの前のように思い出せるようでもあり。

私が出産まで辿った道のりを記すことで、
同じように苦しんでいる方の一助になればと思い
ブログを始めました。

考え方や感じ方は、人それぞれだと思いますが、
私の体験が少しでもお役に立てれば嬉しいです。


始まりは15年前に遡ります。

子供の頃から虚弱体質(すぐにお腹をこわす、すぐに倒れる等)
だった私は、中学生の頃から、自分は子供を産むことはないだろう、
妊娠することも出来ないし、ましては出産なんてとんでもない。

そんな風に思っていました。

結婚した相手も「子供はいなくてもいいよね」と言う人で
私は勝手に自分は妊娠しづらい体質だと思い込んでいました。

ところが、34歳で結婚した年の5月に妊娠が発覚。

私も夫も「無理無理〜!!」
と、右往左往しました。

が、せっかく授かった命、大切に育てよう、と決意した
その臨月に…

お腹の子はお腹の中で亡くなってしまいました。

直前の検診で医者から「あと1週間で会えますよ」と言われた
直後でした。

何故?という気持ちとやっぱり…という気持ち。
やり場のなくなった9ヶ月の間に育まれた母性。
ショックというには悲し過ぎました。

しばらくは自失状態でした。毎日泣いて暮らす日々。

病院では原因不明。
臍帯に血栓が出来ていましたが、それは亡くなる前か後かは
不明とのこと。
その他、臍帯が巻いていたり、ということもありませんでした。

色々なところで意見を聞いてみましたが、納得のいく答えは得られず。

胎児のことというのは現代の医学をもってしても分からないことが
多く、また何か原因が分かっても助けられないこともある、

そういう回答でした。

赤ちゃんを抱っこするはずの両手にはぽっかり空いた悲しい空間が。
理由も分からずに…

それからは、現代医学に限らずに東洋医学や食の分野、
果ては占いなどオカルトの分野にまで答えを探して彷徨いました。

それで見つけた自分なりの答えが

●赤ちゃんは何かの理由で生まれるのをやめてしまった。
(私に「妊娠できるんだよ」ということを教えに来た?)

●直接の原因としてひとつ考えられるのが虫歯の治療。
治療時の姿勢や麻酔は危険だということを後で聞く。
産院では入院前に治療をすすめられるが、痛みがなければ
出産後にするのが無難。

●私の食生活が悪かった。後期はやたら甘い物が食べたくて、
お菓子や菓子パンばかり食べていた。きっと血がドロドロだったに
違いない。

●赤ちゃんが亡くなる直前に車に長時間乗ったことがあった。
同じ姿勢で動かずにいることで、血行が悪くなったことが
考えられる。

以上のことは必ずしも直接原因になったかどうかは不明ですが、
複合ワザかもしれないし、高齢の人はやらないにこしたことは
ないと思います。

最初の理由を除けば血流に悪影響を与えることばかりで、
もし臍帯の血流が血栓によって詰まってしまったなら
原因としては大いに考えられることだと思います。

そして、自分なりに答えを見つけた私は、
次の妊娠に向けて再スタートをきりました。

37歳の春でした。
ここからが長い苦難の道が始まるとは思わずに、
前回同様、すぐに妊娠するだろうと思っていました。

その2に続きます〜
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