SSブログ

46歳出産への道のり【その5 夫婦の温度差 】 [妊娠・出産]

その4からの続きです。

病院で妊娠判定から2日後の朝に出血。
覚悟していたことではありましたが、ショックでした。

すぐに病院へ行くと今度は年配のお医者が
「あー、こりゃダメだね。ダメダメ。」
と無神経な発言を繰り返し、
「今はもう何しても無駄だから、生理終わったらまた来て。残ってたら掻爬するから。」
と、最初から最後まで精神的ケアナッシングな診察で終了。

医者側からすれば、こんなことは日常茶飯事だろうし、
ごく初期の流産にいちいち深刻な対応なんてやってたらこの仕事やってられないんだろうって
思うけど、当事者としては必死なわけですからね。
ショックな傷口の上に塩を塗られたようなもんでしたよ。

辛かった。

帰宅してダンナさんにこのことをブチまけると、最初は聞いてくれていたのに
そのうちこんなことを言い出して。

「辛いのは分かるけど、毎月そんな状態(泣いて落ち込む)になられたら
こっちだってまいっちゃうよ。亜子ちゃん、何かおかしいんじゃないの?」
と。

「そもそも俺は子供そんなに欲しくないし、亜子ちゃんが勝手に欲しいって
入れ込んでも、こっちとしては何ひとりでやってんの?って思う。
だって、子供は2人で作るものでしょ?俺の気持ちも分かって欲しいよ。」

これはダブルパンチでした。
ダンナさんがこんなこと考えてるなんて思いもしなかった。
同じ気持ちでいるものだと勝手に思っていた。

私がひとりで必死になる間に夫婦間の温度差がどんどん広がっていたのですね。

そういえば、クリニックに通っていた時も一緒に行ってくれたことはなかったし、
検査もしれはくれたけど、私に持たせて終わりだった。

男性で積極的に子供を欲しいと思う人も、もちろん居るとは思うけど、
よく言われる
「女性は妊娠期間に母になっていくけど、男性は子供が生まれてから父になる」
そういう人の方が多いようで、うちのダンナさんもその部類だったわけです。

これはどちらが悪いということではなく、夫婦と言えども別個の人間。
ちょっと考えれば、すぐに気付きそうなことなのに、
妊娠にこだわるあまり私はダンナさんに対して心が向いていなかったなぁと、
今ならそう感じます。

が、当時はダブルでショックでした。

続きます。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:妊娠・出産

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。